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ある朝のこと
熟してしまう前の、もうすぐ赤くなるはずのりんごがひとつ
木から落っこちました。
それというのも、そのりんごが旅に出たいと、心から願ったからです。
その昔、このりんごを実らせるために
大きな木になった最初のりんご、
その中に生まれた小さなたねが土に埋まり、
芽を出して日の光を浴びた時に、
太陽に願いを伝えたのです。